触れたい触れない触れられない RL(10 years later)

朝、起きると隣にあの子はいなかった。まぁいつもそんなものだ。いた方がびっくりしてしまう。腰が重くて起き上がるのも嫌だったから、俺は夜にあの子がいたところを触ってみる。冷たかった。ずいぶん前に出て行ったのかな。ぬくもりすら残してくれないなんて。俺には何もくれないつもりかな。俺はお前が望めば全部あげるかも…しれないのに。愛なんて無いこの関係は終わりが無い。と思えば明日、あと1時間後に終わるかもしれない。とにかくもやもやしている。どうすればいいかなんて、わからない。あの子が欲しくても俺はきっとあの子の愛人の中の一人だろうから(もしかしたらそれより酷いかもしれない)俺がどうのこうの決めることじゃない。


「きっとボンゴレや隼人は、俺みたいに、自分が何なのか考えたりしないんだろうなぁ…」


俺はあの子の何なんだろう。何をしてあげられるんだろう。
あんな小さな子に抱かれて、苦しいと感じるなんて。
自分がされてるのに罪悪感すら感じる。
ああ、せめてもうちょっと大きくなってくれないかな。


「ごめんね、リボーン」









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080309
大きくなっても5歳差だったら、リボーンは細っこそう。まだちっちゃくて、ランボは一足先に大人になっちゃってたら「こんなちっちゃい子に俺は何をさせてるんだ…!」って思っちゃうだろうな(妄想)という…。リボーンは頑張っていつも牛乳のんだりしてるけどいっこうに大きくなれないのを悩んでる。あとで一気に大きくなる予定(笑)